アメリカの中古車購入記

先日記事にしたので、アメリカの車のセールスが気になっていたのですが、
ちょうどネタを拾いました。アメリカ在住国際結婚の奥様Bさま。

※Mazda Miata=マツダ ロードスター(今回は先代モデル)
※Blue Boook=ケリーブルーブック。新車/中古車の価格情報誌・サイト。
車の取引相場が分かるが、業者の販売価格はこれより安く、当然業者の買取価格もこれより安い。

去年12月 ネットで、中古車探し!
夫もマメにチェックしてくれて、クリスマス前に1台見に行ったけど、車内はタバコ臭いし、汚い!
外に小さなへこみがあって、塗装が剥がれていた。
マイレージは非常に良いんだけど、こんな状況じゃなぁと諦めて帰る。

年は開け、相変わらず、ネットで中古車探しをしていると、我が家から3マイルの所にある車屋さんにNew Listで入った。
さっそく、日曜の朝見に行くと、店は開いていなかったが、車があったので、外見をジィ〜っと見入り、中を覗き見してきた。
以前に見に行った車よりも、随分手入れされたキレイな車だった。
その車の値段が下がらないものかと、しばし様子を伺っていると、な・なんと、その逆で、値段があがちゃってるではないのぉ〜!
何で、値段が上がっちゃってるの?
確かに以前の値段は、Blue Book価格よりもはるかに安かった。
今回の値段は、Blue Book価格に等しい形か。
予算を超えてしまうので、諦めるしかない。

振り出しに戻り、範囲を広げて探してみると、ワシントン州のYakimaに、かなりお手ごろ価格のミアタがあった!
付属機能も私が欲しいモノばかり!
予算以下で、保証も良い!ただ、問題が、Yakimaまでは片道3時間
それがネックだ。
しかし、年式、機能、距離の割りにこの値段!と考えると、やっぱり、見に行ってみよう!と車屋に連絡を取ってみた。
改めて、夫がネットで、その車の写真をよく見て「この車のフロント、ちょっと、へこんでない?」と言うのです。
よく見てみると、そんな感じが。車屋に尋ねてみると、やっぱり、へこんでいるとの事。

2/10 実際に車を見に行く朝、再度、ネットでチェックしている夫。
新たに履歴が見れる事になっていた。
早速見てみると、なんとその車、3度も交通事故を起こしているではありませんか!
ひょえ〜、3度も交通事故を起こしている車なんて、買いたくない!
って事で、Yakimaへは行かず。往復6時間の無駄が省けてよかった!

同時に、夫は、別の車を探していると「例のミアタ、値段が下がったよ!」と言うのです。
以前の金額に戻っていたのです。
その車屋に寄ってみようか!?と言う軽いノリでした。

朝の10時半頃到着。
お店には1人しか従業員がおらず、夫は店の中に入って行き、ミアタの試乗がしたいと申し出る。
すぐに準備をしてくれたが、やっぱり車屋と言う仕事柄、よぉ〜喋る!
聞いてもいない事をペラペラペラ
いかに、この車が素晴らしいか!と、永遠に喋ってそうな勢い!
「天気のいい日なんか、青い空が見れて、すがすがしい気分になる!最高の景色だね!ボクもオープンカーの大ファンで(フンダラ、クンダラ)」
試乗
さらに、ボンネットを開け、エンジンやベルトなどをチェック。
新品と代わらないほどのコンディションで更に感心する。
他の従業員もやって来て、この車の経緯を話し出す。これで聞くの2度目。
ワシントン州に住む年配のご夫婦が、レクサスを探していた時に、この車屋にあったLincoln Continentalとミアタ2台と交換でゲットしたんだって
このミアタは、年配女性の所有車だったらしく、禁煙車!
やったぁ〜!禁煙車だぁ〜
さて、個室へ通される。
私への最初の一言は「日本人ですか?」と言う質問!
「えぇ、そうです!」と答えると、日本に5-6年仕事をしていた事があると言うのです。
「5-6年居ても、僕の日本語は、メチャクチャ下手でねぇ」と日本語を喋らず!
その方ニュージーランド人で、日本との友好関係をアレコレ話す。

ミアタの話に戻って、中古車なので、延長のアフターサービス保証の件や購入前にメカニックチェックが必要か、など話し合った。
彼(David)は、全く正直に話してくれ、まれに無い営業マンだった。
まず、このミアタの履歴をプリントアウトしてもらい、事故にあっていないか、故障していないか、などチェック。
事故も故障も無く、この車を所有していたのは、先ほど話した年配女性の1人のみ!

「延長のアフターサービス保証については、もちろん付ける事も出来るが、あまり勧められない」と言うのです。
その理由もハッキリ納得いくように言ってくれました。
しかも、他の従業員に聞こえないように、目をキョロキョロさせながら、小声で(笑)!
普通、金儲けをしたいから、延長のアフターサービス保証をガンガン勧めてくるのが米国の営業マンです。
その押しようは、車購入時に付き物!
しかし、Davidは、それをしませんでした。「このミアタは、不必要!」とキッパリ!
それから、購入前のメカニックチェックについては、
「購入後、3日間の期限を与えますので、その間にチェックをして下さい。
何か問題があれば、車は返品でき、全額を返すようにできる書類を作ります。」と言うのです。
その後、夫と2人きりで話し合いをする場を作ってもらい、購入を決意!

Davidが戻ってきて、「買うわよ」と伝え、つかさず、「でもね、値段交渉したいの!」っと言うと、
おっかない顔 で、「ダメ!ダメ!値段交渉には、応じません!」っと言い切った。
超ムッとした顔していたけど、見て見ぬふりで、
「私の予算額が、$●で、でも、この提示額が、$▲だから、$■くらいには、なるんじゃない?」
っと、みみっちい値引き金額で攻めていったら、「そんくらいなら、いいよ!」っと、あっさり商談成立!
更に、すずめの涙ほどの額の値引き額を言ってみたら、苦笑いの末、OK!
しつこくミミズの涙ほどの値引きを言うと「ダメダメ全く〜、日本人は、値引きに意地汚いんだよなぁ〜!」だの、
「日本人は、しつこいほど値引きをしたがる」だの言われたけど、
「だって、この数字は、$☆よりも$◎にしか見えないもの!」としきりに値引き攻撃!
「ダメ ダメ ダメ〜!さっき渡したBlue Bookの価格表を見てご覧!もう随分、値が下がっているじゃないか!」
ってな訳で、日本人の意地にかけて、ほんの、ほんの、ほんのちょっとの値引きに、どうにかありつけたわけよ!

ん〜、なんかスッキリしないなぁ。もっと、値引きできただろうに!値引き方法、間違えたかなぁ。
など、ウダウダ考えていると夫が、「上を見たら、きりがない!」だって!

次に、支払方法!
通常、ローンを組むよう、しきりに攻めてくる。
金儲けをしたいから、ど〜してもローンを組ませたがる!
しかし、Davidは違った!
「一括払い?それともローン?」と、アッサリ質問!
私が日本人だからか?無駄な抵抗はしてこない!
(以前、アリゾナで夫の車を買った時、ローンを組ませようと必死に話しを進める営業マンがいて、私の怒りは爆発寸前だった。)
こうして、生まれて初めて車を所有する事になりました!

いかがでしたか?

今回の担当営業マンはアメリカ人ではなかったので、そんなにサプライズもなく商談成立しています。

が、一般的なアメリカの営業マンのイメージはつかめました。
よくしゃべる。
保証やローンなどを『個人売買にはない付加価値』という名目で、売上げ上乗せしていく。
ですね。

あと日本にないシステム、
(3日間だけど)リターンポリシー(リターンポリシーとは 参照)
相場お知らせサイトというものがあり、よく利用されている
事故歴などが中古車車両情報として添付される
は、ぜひ日本でも普及させたいですね。

しかし、Bさまのロードスターかっこいいな〜。
いくらだったのだろう?

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