エコカーって何を基準にエコというのか?

エコカーというと、みなさん何を思い浮かべますか?
「ハイブリッドカー(HV) プリウス」ではないでしょうか?

でもちょっと待って。プリウスって本当にエコカー?
燃費はいい。(先代モデルで17km/L前後)
ただ、燃費だけではなく地球規模で考えて本当にエコかというと?

なんでこんなことを書いているかというと、

昔のプリウスってどこに行ったの?全然見ない

あの特徴的なセダンスタイル(現行よりも近未来的で好きです。)、すれ違って気付かないはずがない。
確か、年に1万台以上(月1000台くらい)売れてたんですよ。それにしては見かけない
と思って調べてみると、業界の流通量や、在庫比率が、同じくらい売れていた車の1/3くらいしかなのです。

どこに行った?

「プリウス10周年記念」やってますように、初期のプリウスが10年落ちになるのですが、
00年4月までの初代前期モデルはどこに消えたのでしょう?
「革新的な車だから耐久性は期待しないで」ということか。と納得したとしても、少ないのですよ。

いくら走っている時の燃費が普通の車の倍近くでも、車の寿命が半分なら±0 どころかマイナスです。
全くエコでもなんでもないのですが、トヨタさん。

あんなにエコを売りにして、エコでイメージアップして、儲けている訳ですから、
そのイメージリーダー『プリウス』の行く末は、ちゃんと世間に報告する義務があるのではないでしょうか。

逆に考えると、15年20年乗ってくれる車を作れば、
その車は革新的な技術がなくても、燃費が普通でも、立派なエコカー!

ベンツ乗りやポルシェ乗りには、同型の車(当然モデルチェンジしていますから、中古車)で
程度のいいのを探して、乗り換えるという人が居ます。
最近聞いたのは「小ベンツ」の愛称で親しまれた190(Cクラスの先々代)乗りの話。
シートがいいんです。(現行は数段落ちるとか)
荷室も、あの小さいセダンなのに、ビックリするくらい広いんです。
ばらすとビックリするくらいのオーバークオリティらしいです。
走行15万キロを越え、ちょこちょこ壊れてきたということで、
オーバーホールをするか、エンジンを載せかえるか、乗り換えかと考えていたのだとか。
でも、色々試乗しても、今の190より魅かれる車はなかったんですって。
それで走行5万キロ位の190を買っちゃったらしい。

「これで10年10万キロ以上190に乗れる!」(今の車は部品取りとして置いておく)だって。
これこそエコでない!?
こういう魅力的な車、「どうしてもこれと同じ車にまた乗りたい」と言わせる車、を作ることこそエコだと思うのです。

1台の車を作るのに、1台の車を廃車にするのに、
どれだけの電気を使い、トラックで部品を輸送し、環境を破壊していることか。
新しく出てくる車は「エコ、ECO」と言い過ぎでは?

トヨタは、HV車の累計販売台数が、国内と海外を合わせ100万台を突破したと発表した。
なお、世界各国で販売したHV車のCO2排出量は、同等クラスの車のCO2排出量と比較し、約350万トンの排出抑制効果があったとトヨタでは試算しており、地球温暖化の原因のひとつとされるCO2の削減に大きく寄与したと考えている。
トヨタは、環境への対応を経営の最重要課題のひとつと位置付け、HVシステムの普及に取り組んできたが、今後もこのシステムの高い応用性を活かして、HV搭載モデルのラインアップの倍増を目指すとともに、将来的には、2010年代の出来るだけ早い時期までに年間100万台販売の実現に向け、積極的な取り組みを展開していく所存である。(07/6/7 トヨタ自動車:ニュースリリース)

という自作自演ネタを受けて、350万トン削減すごい!素晴らしい!!
という自動車評論家がいます。いかがなものか。

HVはバッテリーやモーターなど部品がプラスされるため、完成までの段階でCO2排出量が普通のガソリン車よりも多い。
また、耐久性というのも問題?のようなので、果たしてその辺も考えに入れると、
走っている時のCO2削減分がそのまま地球に効果があった!とするのはどうかと思う。

ま、トヨタのリリースだから絶賛で当然なのですよ。
ただ、それをまんま鵜呑みにして絶賛コメントを添える自動車評論家さんはどうなんでしょう?

comments
   
social
このエントリーをはてなブックマークに追加
trackback
top